456万円?ひふみ投信の利回り・手数料から運用益を試算、不調の原因とデメリットのまとめを徹底考察

投資
積立NISAがはじまったことだし投資信託を始めてみようかな。
人気のひふみ投信が気になるけど、最近は不調とのうわさを聞くな…。
実際どうなんだろう?
そんな疑問にお答えします。

10年間で基準価額を5倍に成長させ、R&Iファンド大賞を4年連続で受賞するなど実績と高い人気を持つひふみ投信。

2017年には利回り20%と好成績を収めました。
しかし、そんなひふみ投信も2018年8月あたりから成長が芳しくない様子。

不調の原因と結局ひふみ投信は買うべき銘柄なのかを解説していきます。

まずは、ひふみ投信についての解説を行っていくので、「もうひふみ投信については詳しいよ!」という方は目次にて見たい部分まで飛んでください。

※運用益の試算に興味がある方は「ひふみ投信の手数料」をクリック。
※不調の理由に興味のある方は「不調の理由とこれから購入するデメリット」の欄をクリック。

ひふみ投信はどんなファンド?

ひふみ投信とは日本株をメインで扱っているアクティブファンドです。

投資信託には「アクティブファンド」と「インデックスファンド」の2種類があります。
アクティブファンドとは、ファンドマネージャーが企業を審査して投資先を決定していくファンド。
一方のインデックスファンドとは、「TOPIX」や「ニューヨークダウ」などの指標に連動して動くように設計されているファンドです。

投資の神様ウォーレン・バフェット曰く「アクティブファンドではなくインデックスファンドをに投資すべき」であり。
実際に、2008年から2018年までの10年間の成績を比較してみると、以下のようにインデックスファンドの方が好成績を収めていることが分かりますね。
アクティブファンド  : +6.5%
インデックスファンド : +8.5%

このように、プロが運営するアクティブファンドは市場の動きを追跡するインデックスファンドに負けているのが現状です。
そんな中で、ひふみ投信はここ4年間でTOPIXの2倍もの成長を遂げています。

TOPIXとひふみ

TOPIXとひふみ

https://www.rheos.jp/toushin/pdf/toshin-hp-report20181005_H87.pdf

「経営者の熱い想いこそが企業の成長に不可欠である」という信条から、数字だけで判断するのではなく会社の理念が本物であるかも投資の条件にしているひふみ投信。

そのためには毎日企業を訪問する必要があります。
実際に運用部のメンバーは一日2~3社もの企業に訪問するのだとか。

アセットマネジメントというインテリな業界にいながら泥臭く作業することで得られた成果なのかもしれません。

ひふみ投信の運営会社レオスキャピタルワークス

ひふみ投信は「レオスキャピタルワークス」によって運営されています。
レオスキャピタルワークスの概要はこちらです。

社名 レオス・キャピタルワークス株式会社
Rheos Capital Works Inc.
設立日 2003年4月16日
資本金 100百万円(1億円)
金融商品取引業者取引番号 関東財務局長(金商)第1151号
加入協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会
一般社団法人 日本投資顧問業協会
代表取締役社長 藤野 英人
主要株主 株式会社 ISホールディングス
遠藤 昭二
藤野 英人
湯浅 光裕
白水 美樹
2017年度純利益 983百万円(9億8千万円)

レオスキャピタルワークスは「独立直販系」の運用会社です。
証券会社や銀行と違って、ファンドの設計から販売までをすべて自分たちで行っています。

独立直販系のメリットとしては、購入手数料がかからないことが挙げられるでしょう。
証券会社は販売の際の手数料で稼ぐビジネスですから、顧客の利益よりも手数料(自分たちの利益)を優先してしまうことが往々に生じてしまいます。

証券会社の営業職に関してはブラックなうわさも耳にすることも多いですよね…
現在は法規制が進み、だいぶ減ってはいるようですが。

また、どうしても証券会社は営業が強い文化で、資産運用会社の社長に営業販売畑から出向してきた社長が就任することが多くあります。
一方で、独立系であれば資産運用に精通した人の下で活動していくことができますよね。

独立直販系運用会社のパフォーマンス

実際に、金融庁主導の調査によって独立系がパフォーマンスが証券会社や銀行を上回ることが分かっています。

投資信託運用益ランキング
https://newspicks.com/news/3384384/body/
投資信託運用損失ランキング
レオスキャピタルワークスはこちらの調査では第2位と大健闘。

ちなみに1位の「コモンズ投信」と3位の「セゾン投信」も独立系の運用会社です。
コモンズ投信については以下の記事で紹介しています。

ひふみ投信の手数料・分配金

さて、ひふみ投信のデメリットに入る前に手数料を確認しておきましょう。
手数料、税金を考慮したときに期間中にどれだけの成績を出せばプラスなのかを明確にすることはとても大切です。

投資信託を購入するにあたって、手数料を抑えることが非常に重要となります。

投資信託は基本的に手数料で成り立っているビジネスなので、ありとあらゆるところに手数料トラップが仕掛けられています。
ひふみ投信に限らず、購入の際には手数料をしっかりと調べてから、手数料を上回るだけの利益を得ることができるのか?という視点で精査していきましょう。

ひふみ投信の各種手数料は以下のようになります。

販売手数料 無料
※振込購入の際の銀行手数料は購入者が負担する
※積み立て購入の場合は銀行手数料無料
信託報酬 年 1.0584%(税込)
保有期間に応じて信託報酬を一部還元
保有期間5年~10年
⇒年 0.8584%(税込)※
保有期間10年~
⇒年 0.6584%(税込)※
※実質的な信託報酬率
信託財産保留額 無料
監査費用 信託財産の純資産総額に対して年0.0054%(税抜年0.005%)上限は年54万円
その他費用 ・組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料(それにかかる消費税)
・先物取引・オプション取引等に要する費用、外貨建資産の保管等に要する費用
・租税、信託事務の処理に要する諸費用および受託会社の立替えた立替金の利息など
※「その他の費用」については、運用状況等により変動するものであり事前に料率、上限額等を表示することができません。

レオスキャピタルワークスではひふみ投信の他に、販売買者でも購入することができる「ひふみプラス」。iDeCoを利用することができる「ひふみ年金」といった投資信託を扱っています。
それらの手数料の比較については以下記事で詳しく説明しています。

さて、手数料の解説をしてきましょう。
下記2つは信託財産から間接的に支払われます。
運用をするにあたって必要な料金であり、どのファンドもほぼ変わらないため、投資信託の手数料を比較する際は「販売手数料」「信託報酬」「信託財産保留額」の3つに注目していきましょう。

ひふみ投信の販売手数料は無料|専用口座を開設する必要あり

販売手数料とは、文字どうり投資信託を購入する際に必要な手数料です。

ひふみ投信は販売会社を通さずに購入することができる直販系の投資信託。
そのため販売手数料はかかりません。

購入方法としては、ひふみ投信専用の口座を開設し入金をすることによって、いつでも購入することができます。
購入方法は「振込による入金」と「口座振替による入金(つみたて購入)」の2種類があります。

前者は購入したいときに口座に振り込むやり方で、後者は口座に入っている資金から毎月自動で定額購入してくれる方法ですね。

振り込みによる入金の場合は振込手数料が発生してしまうので、つみたて購入をすることをおすすめします。

「割安を選んで買えるから、振り込みの方がいいんじゃないの?」
そう考える方もいるかと思いますが、割安な時期を見分けるのは難易度が高く手間になります。
一方の積み立ての場合は大きな損失を出さずに、手間なく購入することが可能。
これは投資をしているとよく目にする「ドルコスト平均法」の考え方ですね。

ドルコスト平均法の有効性を考察した記事↓

ひふみ投信の信託報酬は高い?

信託報酬とは保有中にかかり続ける手数料のことです。

アクティブファンドなので信託報酬は1.0584%と少し高め。
ちなみにインデックスファンドの「ニッセイ日経225インデックスファンド」の信託報酬は0.27%です。
やはりアクティブファンドは手数料が多く必要なことが分かります。

しかし、注目すべき点は5年以上保有し続けると毎年0.2%、
10年以上の場合は0.4%のキャッシュバックを受け取れる点でしょう。

キャッシュバックを手数料分に充てると考えると、実質の信託報酬は5~10年目の間は0.8584%、10年目以降は0.6584%となります。
これらを考慮するとひふみプラスはアクティブファンドの中では手数料が低い投資信託だといえるでしょう。

投資信託を途中で解約する予定がなく、長期運用を考えている人ほどお得です。
代表の藤野さんの著書を見ても、長期の運用こそが安定して利益を出すことができる方法だと主張されています。

ちなみに、ひふみプラスでは長期保有によるキャッシュバックがない代わりに手数料が低め。
10年以内の解約を考える方はこちらを選択してもよいでしょう。

ひふみ投信の手数料・利回りシミュレーション

実際に毎月1万円ずつ積み立て投資を行った際にどれだけの手数料が発生するのか?
そして、何パーセントの利回りであればプラスになるのでしょうか?

つみたてNISAの期間である20年間、月1万円ずつ積み立てた場合のシミュレーションを行いました。
計算式は
資産=(前年度の繰越金+今年投入した金額)×年間利回り)×(1-信託報酬)
ひふみ投信利回り

※年数の色によって手数料が異なります。

年間の利回りが20年間で常に一定と仮定し計算を行いました。
もちろん、毎年パフォーマンスは変化していくものの参考としては有意義なデータかと思います。

この表を見ると、年間利回りが1%以上であれば収益はプラスになることが分かります。
(逆に言えば、1%の場合は10年待っても1万円しか増えないということですが笑)

2018年9月のひふみ投信の利回りは以下のようになっています。

もしも20年間5%の利回りをしたとすると143万円。
また以前のように成績が回復し、10%の利回りだと456万円の利益が生じることになりますね。

注意
とはいえ、10%の利回りが期待できる投資というのは基本ありません!
ひふみ投信は今まで利回りが20%を超えた時期があったため期待してしまう人も多いかと思います。
しかし、急成長の要因は代表の藤野さんがテレビに紹介されたり、景気の後押しがあってグロース株(後で説明します)に有利な状況あったりと、「運がよかった」とも言われても反論できません。
ここは冷静に「これから紹介するデメリットを考慮した上でどれくらいのパフォーマンスを期待できるのか?」を検討し、インデックスファンドや他のアクティブファンドと比較してどうなのかを考えていきましょう。

※余談
とはいっても、毎月1万円の投資で百万円の利益を得られるのはすごいですよね…。
やはりポートフォリオを組むだけの資金力がない人は、株式投資やFXよりも投資信託が向いていると私は思います。

ちなみに他の投資信託に関しても同様の計算を行い、比較したグラフを以下の記事で紹介しているので良ければご覧ください。↓

ひふみ投信の信託財産保留額は無料

信託財産保留額とは投資信託を解約(売る)ときの手数料です。

ひふみ投信の場合は信託財産保留額と販売手数料が無料なので自由に売買することができます。
しかし、さきほどのグラフからも分かるように長期で運用した方が利益を出せるのは明確。
相当の自信がある場合を除いては、毎月定額に積み立てていくのがよいでしょう。

ひふみ投信が不調?購入するデメリットを考察する

誕生してから右肩上がりで成長しつづけ、最近では特に目覚ましい成果を上げているひふみ投信。
しかし、最近はその成長が鈍っているとの指摘が見られます。
それどころか、TOPIXや日経平均にすら下回るパフォーマンス。


https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9C31108A

なぜ、好調だったひふみ投信は不調に陥ってしまったのでしょうか?
「これが原因だ!」とネットに自分の考えを書いている方は少なくありません。

しかし、大事なのは「その原因はこれから解決されるのか?」を判断することですよね。
それでは、津町の原因を確認し、その上でこれから20年間でひふみ投信がどのように変化していくのかを考えていきましょう。

ひふみ投信が言われているデメリットまとめと私の考察

以下にひふみ投信が不調となった原因をまとめました。

  • 景気後退によるグロース株の不調
  • 資産総額が急激に増えたことによる投資方針の変更
  • 金融リテラシーの低い購入者の狼狽売り
  • この3点がひふみ投信の不調の原因です。
    それぞれ見ていきましょう。

    景気後退によるグロース株の不調

    グロース株とはこれから会社の規模がどんどん拡大していくことが期待されている企業に投資することです。
    ベンチャー投資などが含まれます。

    ひふみ投信は規模が小さいものの熱い想いをもって経営をしている、これからの成長が見込まれる企業を見つけ出して投資をするスタイルをとっていました。

    グロース株は景気が良い時代には順調に業績を伸ばします。
    しかし、一度相場が弱気になるとその影響を受けやすいという特徴があり、ひふみ投信もその煽りを受けたというのが一つ目の要因と考えられています。

    私の意見
    相場が強気の時はグロース株の割合を、相場が弱気の際にはバリュー株の割合を増やす。
    これはポートフォリオマネジメントの基本です。

    私はご縁があって、レオスキャピタルワークスの社員さんとお話したことがあります。
    その際に、マクロの動きに対応してポートフォリオを変えていくことが運用のプロにとって最重要であるとお聞きしました。

    その方は、とても勉強家で知識量も私のような一般人と比べ物にものにならないほどでした。
    ですので、運用しているレオスキャピタルワークスもこんなことは言われるまでもないことなのではないかと思います。

    実際に2018年11月の組み入れ銘柄は、中小・ベンチャー企業ではなく、大手企業を中心となっています。
    これは、ひふみ投信が不調の本質的原因ではありません。
    私がひふみ投信を購入を考えている方に本当に警戒してほしいのは下の二つです。

    ※バリュー株とは現状の会社の状況に比べて株価が割安になっている株。逆にグロース株はこれからの成長が期待されているため、実態よりも株価が割高になっている。

    資産総額が急激に増えたことによる投資方針の変更

    ひふみ投信は代表の藤野さんのテレビ出演を機に急激に買われるようになった銘柄です。
    運用資金の増加によって、ファンドマネージャーが思ったとおりに運用ができなくなってしまいました。

    レオスキャピタルワークス代表の藤野さんもこれがひふみ投信の課題だととらえています。
    以下は、2018年10月に個人投資家へのアドバイスを寄稿した際のインタビュー文です。

    今後の投資戦略を個人投資家にアドバイスするなら、ひとつはトレンドが出てくるまでじっと待つということ。プロと違い「休むも相場」という作戦が取れるのは個人の強みです。または、5Gや人手不足に関連した株への投資がおすすめです。なぜなら、こういったテーマに関連した事業は、需要が底堅く、業績が下ブレするリスクが小さいからです。メガトレンドが見えてくるまで小さいテーマを掘り起こして、投資するという戦略が有効だと思います。

    こういった戦略は、「ひふみ投信」には難しい。なぜなら、「ひふみ投信」の純資産総額が急激に増えたことで、以前ほど俊敏に動けないからです。そのため、米国や中国に企業調査に出向き、株価好調が続いている、米国株の「アマゾン(AMZN)」や「マイクロソフト(MSFT)」、「ビザ(V)」などに投資しています。また、世界景気の影響を受けにくい米国の中小型株にも注目しています。「ひふみ投信」が不調の理由を藤野英人さんに直撃!2018年後半以降は「休むも相場」で守りを固めて、「5G」や「人手不足」関連に投資するのがおすすめ!

    藤野さんの意見をまとめると…

    これからのひふみ投信
    ・急激に増えた総資産を運用するために、米国大手企業に投資していく。
    ・また、(景気後退が予測されるものため)景気の影響を受けない米国中小型株を発掘していく

    日本の優良な中小型株を見つけ出すのがかつてひふみ投信のスタイル。
    しかし、運用しなければいけない資産の増加で対象とする銘柄も変化させる必要がありました。

    さて、この方法は有用なのでしょうか?

    再三言いますが、レオスキャピタルワークスでは実際に企業を視察し経営者の想いを確認して投資しています。
    毎日2,3社。多い人では10社も企業を訪問するスタイルが海外企業の投資にも効力を発揮するかは少し疑問です。

    また、藤野さんのインタビューからも自分の投資スタイルと相場の動きがマッチしないときは待つことが最適の戦略なのではないかと思います。

    「時間が掛かってもいいから長期的にみて勝てる戦略をとってよ!」
    そう考える人もいるでしょう。
    しかし、そう考える人だけではないんですよね…
    ひふみ投信を購入している人の特徴を以下で紹介します。

    金融リテラシーの低い購入者の狼狽売り

    結論から正直に言うとひふみ投信を購入しているのは、金融リテラシーが低い投資音痴が多いです。

    もちろん、ひふみ投信自体が情弱向け商品というわけではありません。
    ただ、ブレイクのきっかけが良くなかった。

    カンブリア宮殿で取り上げられたひふみ投信は、「4年で資産が倍に増えた!毎月お金が増えてハッピー!」みたいな取り上げ方をされていました。
    でも、先程の表でも分かるように4年で200%増加って普通の投資ならありえません。

    しかし、購入者たちはこのイメージでひふみ投信を購入しているんです。
    わざわざここで晒すようなまねはしませんが、Twitterで「ひふみ投信」と調べてみてください。
    そこは地獄です。

    少しTOPIXを下回っただけで阿鼻叫喚。
    それにとどまらず、レオスキャピタルワークスの社員の方への誹謗中傷にまで及ぶほど。

    正直、彼らがこの先起こるであろうドイツ銀行危機などを乗り越えられるとは思えません。

    最近の伸び悩みは彼らの狼狽売りが一つの原因であり、これはこの先もひふみ投信について回る問題でしょう。

    結局ひふみ投信の未来はレオスキャピタルワークスの手腕を信じられるか

    アクティブファンドは結局のところ運用会社を信じられるかにかかっていると思います。

    私は代表の藤野さんの著書「さらばGG資本主義、投資家が日本の未来を信じている理由」を読みましたが、藤野さんの考え、信念についてとても共感することができました。

    また、レオスキャピタルワークス社員さんも数名お会いしたことがありますが、みなさん頭がキレる。
    それに加えて、レオスキャピタルワークスの運用理念に誇りを持っているように感じました。

    なおかつ、レオスキャピタルワークスでは個人の成果にフォーカスするのではなく、チーム成果によって成績を付けているそう。
    本当に運用成績を上げようと思ったらこの評価方法が最適でしょう。

    私は現在のレオスキャピタルワークスについては、人材の質が高い企業だと思っています。

    レオスキャピタルワークスの懸念点

    ひふみ投信は銀行や証券会社がつくった、どうやったら売りやすいのかを追及していった儲からない情弱向けテーマファンドとは違って、パフォーマンスをあげることに注力しています。

    それは、ファンドマネージャーにとっても自分の能力を市場で試すことができる、エキサイティングな仕事だったと思います。
    そのように、仕事に矜持を持てることが優秀な人材を引き付けた部分はあるのではないでしょうか。

    しかし、急激に運用資金が上昇したことによって、いままでよりも自分たちの考えどうりの運用ができなくなっていきます。
    それに加えて、先程紹介した投資家からのレベルの低い批判にさらます。

    これが続くようでは、社員のモチベーションやひふみ投信への想いも変わってしまうのではないかと心配です。

    また、もう一つの懸念点がレオスキャピタルワークスは代表の藤野さんを体現したような会社であり、藤野さんありきなところがあります。

    しかし、藤野さんは現在52歳。
    今はちょうど油が乗っている時期ですが、投資信託は長期の運用が必要な金融商品です。

    失礼な言い方ですが、10年後、20年後では藤野さんもお年を召して考え方や仕事のパフォーマンスも変化していく可能性があるのではないでしょうか。

    大手の証券会社であれば、すでに組織が盤石で極論を言えばだれが社長でも社内制度のおかげで会社はワークします。
    しかし、独立系では組織としてはまだまだ発展途中ですので、代表への求心力が強い会社はこれからの組織作りが上手くいくのかもチェックすべきポイントでしょう。

    レオスキャピタルワークスでは今年から新卒採用を始めたそうです。
    人材不足の中で、優秀かつ熱い志を持った新入社員を獲得できるか?
    ここも、これからのひふみ投信を考える上で肝になるでしょう。

    おわりに

    2017年で一番人気だった「ひふみ投信」について紹介いたしました。

    やはりリスクのない商品というのはないですよね。
    リスクに向き合ったうえで、自分に最適な金融商品を選んでいきましょう。

    今回の記事に反論やおかしいと感じる点がありましたら、Twitter(brain-atuage)までお願いします。
    SNSに共有する↓