25~35歳マーケターが年収を上げるキャリア・転職戦術|台頭する人と報われない人の差とは?

マーケリアル ビジネス

「やっと仕事も覚えてきて一人前になってきたぞ!ここから年収挙げていくにはどうしたらいいのかな?」
という若手マーケター
「最近、大学の同期と年収差が開いてきた…。がんばって仕事はしてるんだけどな…」
という自分の能力、頑張りの割には収入が頭打ちになってきたと感じるアラサーマーケター向けの記事です。

自分の待遇、そして自分の仕事に満足できるようになるためのキャリアの積みあげ戦略を紹介します。

同じ努力、能力の人同士でも身の振り方次第で年収は何百万単位で変わってしまいます。
そこで、人材市場にしっかりと自分をアピールできる術を身につけ、“がんばった分だけ評価される”状態を目指しましょう。

キャリアアップに重要な要素とは?

新卒から3年目までは「できること」が増えるほど年収は上がっていきます。
しかし、それ以降はそうもいきません。

アラサーのマーケターがキャリアアップするために必要なのは以下の3つ。

・経歴(学歴、社歴、職歴)
・市場価値の高いスキル
・実績

それぞれの観点からキャリアを考えていきましょう。

転職で有利なマーケターの経歴とは?

近頃は「経歴よりも実力で評価する!」という声もよく聞きます。
例えば、就活生を見ても「大手企業はオワコン!ベンチャーで成長や!」みても過激な主張の学生も実は少なくありません。

それでも、転職市場で考えれば有名大学卒→大手代理店(電通とか博報堂)or大手外資(P&Gとかコカ・コーラ)みたいな、いわゆる「キラキラ」経歴を持っている人は有利です。
ていうか、なんやかんやで優良企業には優秀な人が集まっているので成長を考えても良い環境であることが多い。

また、大手代理店や大手外資企業にいる人は、社内で頑張っていれば30代で1000万まで到達しちゃうのが実際のところ。
「今の待遇が良すぎてリスクのある転職に踏み切れない」なんてはたから見れば贅沢な悩みが聞こえてくるほどです。

新卒でこれら企業に入社した人は比較的安定したキャリアを歩むことができる確率が高いです。
とはいえ、人生は何があるか分かりません。
どれだけ優良企業だろうが、上司とのソリが合わなすぎて心を壊してしまったり、とつぜん想像を絶する技術革新が起きて斜陽企業化・倒産を経験するかのせいだってあります。
盲目的に会社にしがみつく、ココを目指すのではなく自分が本当に満足できるキャリアを自問自答して見つけましょう。

また、学歴や新卒で入社した会社が知名度が低いことを気にしている人も自分の適性に合った能力をみがき、キャリアに関するベターな選択を繰り返すことで満足行く仕事を選ぶことができます。

仕事選びの選択肢を広げるために人材市場での自分の価値を上げることが重要です。
続いて、「市場価値を高める」というよく聞くふわっとした言葉の具体的な方法論を紹介していきます。

市場価値の高いスキルとは?

一言で表すと
「需要が大きく供給が少ないスキル」
これこそがいわゆる市場価値の高いスキルです。

つまり、以下のスキルを磨いても転職市場では有利に働きません。
1.需要が大きいが供給も大きいスキル
→誰にでもできるコモディティ化されたスキル

2.供給が少ないが需要も小さいスキル
→先進的orアカデミックでできる人が少ないが“儲け“に直結しないスキル

専門分野のコモディティ化に対応しよう

いま自分が専門としている分野が誰にでもできる仕事になることは決して珍しいことではありません。
そして常に技術は発展し、そのつど台頭するスキルが生まれ、同時に陳腐化するスキルが生まれるでしょう。

たとえば、現在脚光を浴びているデータサイエンティストなども10年後には誰にでもできるようにパッケージ化されたりするのではないでしょうか。

AIの発展に対して「これからはクリエイティブが重要だ!」との主張も見かけます。
しかし、一見個人の完成に依存しそうに見えるクリエイティブの世界でも技術革新によるコモディティ化は起きているのです。
現時点で高性能の動画編集ソフトを使えば短期間でそれなりの動画をつくれるし、AIがバナーを作ったりしてますね。

これら時代の変化に対応する術としては2つあります。

・幅広い分野を習得して実現できる幅を広げる
・これから成長する分野をキャッチアップしてパイオニアとなる

>幅広い分野を習得して実現できる幅を広げる
ここからはよくあるキャリア論の受け売りで恐縮ですが、ある分野で上位10%になる労力と上位30%の分野を3つ持つ労力は同じくらいです。

だったら0.3%×0.3%×0.3%=0.027%で上位2%の人材を目指しましょう。

幅広い知識を持っているメリットして、課題に対してアプローチの手段が多いため問題解決能力が爆上がりするというのがあります。

マーケティングと一口で言っても中身は複雑で自分の専門を5歩くらい出ると全く分からなくなってしまったりしませんか?
一方でビジネスにおける問題解決では思わぬところから解決の糸口がみつかったりするもの。

幅広い知識を持っておくと対応できる課題の幅も広がります。
自分がその業務を担当しないにしても、どんな人にどのような指示をすればよいのか?どれくらいの日数、コストが必要かを理解できることは強みになるでしょう。

例えば事業会社でwebマーケを内製化しようとしたときに、SEOを知り尽くしたプロフェッショナルよりもSEOの他にwebページ全般のディレクションや広告配信、データドリブンなどすべてができる人。もしくは正しく専門家に指示できる人の方が経営者に重宝されるでしょう。

もちろん誰にも負けないくらいSEOを究めるという道もあります。
しかし、その場合はそのスキルはあと何年持つのかを?これから出現するであろう事業に対してどれだけ貢献できるのかを分析することが大事です。

>これから成長する分野をキャッチアップしてパイオニアとなる
ここ最近であれば「デジタルマーケティング」「戦略PR」などに特化した支援会社の方が大手事業会社(P&G、ユニクロ、マクドナルドなど)でその分野の責任者として抜擢されるケースも見られます。

自分が担当する分野の専門性を深めるだけではなく、新しい技術や手法を積極的にキャッチアップする必要があります。
そのためには社内外での情報収集が必要となるでしょう。

マーケターが集まる勉強会などは積極的に参加し社内に持ち帰る。
それから重要なのは社内で自分が持ち帰ったスキルの有効性が認められること。

どれだけITメディアで華々しく取り上げられた手法であっても、会社のリソースとして生かすことができなければ、あなたは“新しい物好きの現実見てない人“と評価されてしまうかもしれません。

逆に社内でその分野の責任者として推進していけば、転職の際に光り輝く立派な経歴となるでしょう。
知識は独り占めしているだけでは評価されません。
周囲に影響を与え、仕組みを作ってこそあなたの実績となるのです。

アウトプットの場は社内だけではありません。
ブログやSNSでその都度共有することによって、声がかかることもあるでしょう。
すぐには結果に結びつかないかもしれませんが、必ずインプットした知識を実績に変える意識を持つことが大切です。

自分の仕事を客観視してくれる師匠を持とう

市場価値の高いスキルを身につけたい。そうは思ってもいまある仕事をなかなか変えていくのも難しいでしょう。
また、自分の仕事に向き合っていると市場からみて、果たして自分の仕事はどれだけの価値を生んでいるのかが見えづらくなってしまいがちです。

そこで、自分を客観視してくれるメンター、師匠を持ちましょう。
できればメンターは社外の方の方がよいでしょう。

上司にはマネジメント責任がありますから、なかなか転職をすすめられるようなことはありません。
業界全体を見渡させる鷹の目を持った方との関係性を気付くことが理想です。

実績の作り方

年齢を高くなるほどいままでどれだけの実績を残すことができたかが重要となります。
ですので、今いる会社ではどのような実績を残すチャンスがあるのかを把握しておく必要があるでしょう。

実績は大きく分けて2種類あります。

・ヒット施策を生み出すクリエイティビティな実績
・データドリブンなPDCA基盤を構築する実績

前者は業界内でも有名となる施策で自分の名刺にもなるようなものです。
最近の例でいうと、ZOZOの田畑さんとかUSJの森岡さんとかが有名な例ですね。

一方の後者は、守秘義務などもあるためなかなか具体的な内容を公開することはできません。
しかし、転職の面接の際にリアリティを持ってPDCAを回した様子を説明できれば非常に高い評価を得ることができます。
基盤、仕組みづくりというのは会社にダイレクトに貢献する内容ですし、再現性も高い。

このどちらの実績を目指すべきなのか?
答えは両方です。

というか、デジタル化・IoTなどによって定量的なデータ分析ができなければ、ヒット施策を生み出すのが難しくなってくるでしょう。
また、各種マーケティングツールの発展によって、分析から施策を形作るまでの難易度は低くなっていくでしょう。

そうなると、定量分析からインサイトの決定、そこから実際のクリエイティブまでできちゃう人も出現するはずです。

マーケターを目指すにあたって、自分の専門領域にこだわらずに可能性を常に広げていくことが重要になります。

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おわりに

マーケターが年収を上げるには…
・市場価値の高いスキルを身につける
・実績を残す

そして、社内もしくは業界全体から認められた後はマネジメントの道を歩むのが一般的です。
・ブランド全体を統括する責任者になる(ある商品の4Pすべて)
・企業のCMO(chief marketing officer)になってマーケティング全体を指揮する
・マーケティングが強い経営者となる

もちろんキャリアの道は十人十色。
自分なりの道を見つけていきましょう!